介護の履歴書(志望動機の例文)

【介護職】履歴書の書き方・例文

【介護職】履歴書の書き方・例文

【介護職の履歴書作成で準備すべきもの】
介護職ではどちらかというと面接が重視される傾向があります。とはいえ履歴書は採用の最初のステップなので、印象をアップさせておくに越したことはありません。より良い履歴書を作成するためには、以下のものを準備しておきましょう。

・履歴書
・黒いペンまたは万年筆
・印鑑 
・証明写真
・資格証明書の原本またはコピー

介護職ではパソコンスキルよりも人となりが求められるため、履歴書は手書きが主流です。しかし、最近ではパソコン書きの履歴書も浸透しつつあるため、字に自信がない人はパソコンで作成しても良いでしょう。

証明写真は40×30mmサイズが一般的ですが、中には例外もあるため枠のサイズを確認してから用意しましょう。なお、手書きで作成するときは、全て書き終えてから印鑑を失敗すると最初から書き直すことになるので、最初に印鑑を押してから内容を書くことをおすすめします。

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介護職の履歴書のポイント①志望動機

介護職の履歴書のポイント①志望動機

志望動機は、履歴書の中でもっとも熱意や自分らしさをアピールできる項目です。そのため、採用担当者に「この人はやる気がありそうだ」「きちんとした人だ」と思ってもらえるような文章を書く必要があります。

介護職経験者は、前職での経験やスキルをアピールしつつ、場合によっては退職理由にも触れながら志望動機を書きましょう。退職理由は、たとえネガティブなものだったとしても、前の会社を悪く書くと担当者に良くない印象を与えるので注意してください。

また、介護業界はスキルよりも人柄を重視する傾向があるため、未経験者の場合は人間性をアピールすると良いでしょう。たとえば、介護業界に興味を持ったきっかけや自分の強み、今後の目標などがおすすめです。また、接客経験や子育て経験もアピール材料になるでしょう。

なお、嘘をついてまで良い志望動機を書く必要はありませんが、「自分のペースで仕事をしたい」「待遇が良い」という理由はあまり好まれないので控えた方が無難です。

介護職の履歴書のポイント②資格や免許

介護職の履歴書のポイント②資格や免許

資格・免許の欄は、取得年月日が古いものから正式名称で書きます。取得年月日は受験した日ではなく合格した日なので間違えないようにしましょう。和暦でも西暦でもかまいませんが、履歴書全体で統一してください、

記載できる資格や免許に制限はありません。自動車の運転免許のほか、ケアマネジャーや介護福祉士、介護職員基礎研修など介護職に直結しそうな資格は全て書くことをおすすめします。また、介護事務(ケアクラーク)や手話通訳士、福祉用具専門相談員などの介護に関係しそうな資格も良いでしょう。

未経験で介護系資格がない場合はMOSやアロマテラピー検定、日商簿記などを書きましょう。一見関係がなさそうに見えても、何らかの形で仕事に役立つ可能性があるからです。また、現在勉強中の資格がある場合は、「○○資格取得のため勉強中」と書き加えてアピールしましょう。

介護職の履歴書のポイント③学歴・職歴

介護職の履歴書のポイント③学歴・職歴

まず学歴を全て書き、その下に職歴を時系列順に記載します。和暦・西暦はどちらでも良いですが、他の項目と統一させましょう。

学歴は1行目の中央に「学歴」と書き、2行目から書き始めます。新卒の場合は中学校卒業からから書くのが一般的ですが、転職の場合は高校卒業からでもかまいません。高校や大学は学校名だけでなく学部や学科、コース名も略さずに書きましょう。

職歴は学歴の一番下の欄から1行明け「職歴」と記入し、その下の行から書き始めます。会社名だけでなく部署名も書き、異動があった場合はその旨も記入しましょう。現職の退職日が決まっている場合は「令和〇年△日 株式会社□□ 退職予定」を書きます。

全ての職歴を書いたら、その下の行の右端に「以上」と書くのを忘れないようにしましょう。なお、職歴が多くて書ききれない場合は、大まかに書いて「詳細は職務経歴書に記入」とし

よくある質問

介護職の履歴書を作成する際に注意すべきことは?
履歴書は志望動機の内容だけでなく、日付や資格の書き方、証明写真、印鑑まですべてが評価対象になると思ってください。いくら熱意やスキルがあったとしても、誤字脱字やマナー違反があるとそれだけで「いい加減な人」という印象を与える可能性があります。履歴書は採用の最初のステップであり、介護業界においてはそこまでハードルは高くありません。だからこそ基本的な部分でミスをしないように気を付けましょう。
履歴書の本人希望記入欄には何を書けばいい?
本人希望記入欄には、勤務地や勤務時間の希望を書くのが一般的です。細かい内容は面接のときに相談するため、できるだけシンプルにまとめましょう。また、就業中で電話に出られない時間がある場合なども、その旨を書いておくと相手に余計な手間をかけずに済みます。そして、何も希望がない場合は「貴社規定でお願いします」と記入します。希望がないからと言って空白のままにするのはマナー違反になるため注意しましょう。